 |
全国ネットワークを活かした正確な市場動向と地域情報の分析 |
 |
 |
 |
評価の対象となった不動産は、関西エリアの約70件の物件。2004年春、関西の商圏は首都圏に比べて依然冷え込んでいる時期でもありました。
「当時の関西の市況を考えると、物件の将来的な見込み利回りの算出が最も難しいテーマでした。そのためにも、関西独自の商習慣を踏まえた戦略立案が最大のポイントになると考えたのです」(松本隆志)
早速、担当メンバー6人が関西に入り、現地調査をスタートさせました。当社は全国規模の事業展開を行っており、関西地区でも数多くのお客様とお付合いさせていただいております。今回の案件についても、関西支社をはじめ、地元のお客様のご協力を得ながら、地域の先端マーケットや商習慣に関わる知識・情報を入手、分析していきました。こうした地元の生きた情報が、物件の適正な評価のベースとなっていったのです。 |
 |
 |
対象不動産の物的、法的評価はもちろん、地元情報を元に経済的な側面から適正な評価とリスクの洗い出しを行い、詳細なレポートを作成していきました。同時に、入札参加を予定している他社の入札予定価格も予測しています。これらを元に、適正かつ落札に成功する入札価格を設定していったのです。この価格決定までに許された時間は、情報開示からわずか3週間。最終的には、当社の評価を元に入札した価格が落札価格となり、お客様のニーズにお応えすることができました。
「通常、高収益物件は買主様が2〜3年保有して転売するケースも多く、関西マーケットの現状と景気回復後の収益変化を考慮した利回り算出には困難を極めました。しかし、当社はソリューション事業で培った全国ネットワークと実績がありますし、各地域のお客様とも取引がございます。加えて、当社の全国の支社・支店は地域に密着した営業活動を展開しています。この組織力とお客様との関係こそが、対象地域の先端マーケットの情報収集と戦略立案の基盤となっているのです。今回のように、短期間で複数の不動産の評価を行えたのも、これらのネットワークがあるからこそと言えるでしょう」(圓谷光博) |
|
|