| 電気街からオタク文化の源、そしてシリコンバレーへの変貌
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1870年(明治3年)、火除けの神様である秋葉大権現を勧請(かんじょう)※した原っぱが秋葉原の名の発祥だといわれている。当時の秋葉様の原っぱとは千代田区外神田から台東区上野にまたがる辺りだったようだ。そして、かの電気街はかつての市電(都電)ターミナルだった神田須田町にあったが、後に戦災で焼け野原になった現在の秋葉原に引っ越してきたともいわれている。
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電気街から発祥した電気・IT関連の街、秋葉原は、1992年の海洋堂出店以降、フィギュアやアニメを中心にしたオタクの街へと様相が変化した。特に中央通り周辺にはその色が濃い。とはいえ、現在もIT関連企業が多く、コンピュータを扱うショップも豊富にある。さらに、電気街はJR秋葉原駅の北側2〜3ブロックとその規模を縮小しつつも存在する。
パソコンが社会に普及し、一時のようなパソコン=オタクの図式は崩れた今も、この街はパソコン好きやアニメ好き、電気製品を求める人で賑わう。電気街の時代から、消費者の貪欲な欲求を満たし続けてきた街なのである。しかしながら、郊外量販店やeコマースが隆盛する時代に物販の集積拠点として生き残っていくには困難である。その危機感を秋葉原に居を構える企業も少なからず持っていた。そこへIT企業と技術研究機関の集積地として、再開発の楔(くさび)が打たれたのである。 |
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| ※勧請 (かんじょう)…神仏の分霊を他の場所に移し祭ること。 |
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