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【Vol.9】「Google Earth」で地球を手中に。

はるか彼方の宇宙から、人間の動きまでをも捉えるという衛星画像。かの海外人気ドラマ「24」でも犯人の追跡には欠かせなかった超ハイテクツールだ。そんな衛星画像をなんと自宅のパソコンで手軽に見ることができるソフトが登場した。
世界中の空からズームイン。衛星・航空画像の閲覧ソフト
米Googleは、2005年6月から、衛星画像を駆使した3D地図ソフト「Google Earth」の無料ダウンロードのサービスを開始した。ドラマの中のようなリアルタイム画像ではないが、パソコンの前に居ながらにして、世界中をオンライン旅行できる楽しいソフトだ。

今までのGoogle Mapとは異なり、ローカル上にソフトをダウンロードして航空写真と衛星写真の拡張データベースにアクセスし、画像をストリーミング※しながら閲覧する仕組み。このような通常の衛星地図や航空地図に加え、米国内の主要な都市や世界各地の山脈や渓谷などでは画面を傾けることによって最大倍率の3Dのズームイン画面を見ることができる。まさに気分はジャック・バウアーかスパイ衛星を操る秘密組織?!といったところだ。


青く美しい地球をまるで宇宙船から眺めているよう
グランドキャニオンは3D画像でみることができる 現在、「Google Earth」はWindows 2000及びXPで対応している。ダウンロードすると、まず最初に青く美しい地球が宇宙に浮かんでいる画面が現れる。「Fly To」と書かれた検索ボタンで行きたい場所を検索すると、文字通り、宇宙船か飛行機で飛んでいくような感覚で地球がぐるりと回転し、セレクトしたエリアに向かってぐんぐんズームインしていく。地球の上を飛行していく様子は臨場感たっぷりだ。

検索機能としては、地域検索の「Local Search」と道案内の「Directions」がある。Local Searchでは、「レストラン」「病院」などの条件で検索すると、検索結果が写真上にプロットされる。また、Directionsでは出発点から目的地までの 行き方を、写真を使ったアニメーションでナビゲーションしてくれる。こちらは現時点では米国内のみのサービスとなっているが、徐々に利用できる地域も増えるだろう。



※ストリーミング:サーバがネットワークを使用してデータを配信する場合に、クライアントが全てのデータを受信する前に再生を開始することを可能にする技術


従来の地図ではわからなかった建物の外観や周辺の様子が一目でわかる
「Google Earth」は、一般向けの無料バージョンのほか、年額20ドルでGPS機能やデータインポート機能、注釈機能などが追加される「Google Earth Plus」、年額400ドルで商業利用が許可され、より高解像度の画像や印刷機能などが付加される「Google Earth Pro」が用意されている。

通常の地図ではわからない建物の様子や周辺地域の様子も確認できるのが「Google Earth」の魅力だ。行ったことのない、世界中の観光スポットや遺跡なども、あたかも飛行機の上から眺めてきたかのよう。都市部はかなり詳細な画像が用意されており、ポストや標識まで見えるものもある。
忙しいビジネスマンはこれで現地調査に行かなくていいや!……という訳にはいかないが、優れものであるのは確か。ダウンロードはこちらから。

http://earth.google.com/
建物の詳細まではっきりわかる新宿副都心の画像。さらにズームインも可能
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